佐渡荒海サーモンとは

サーモン日本水産の連結子会社である弓ヶ浜水産が佐渡で精魂込めて養殖した銀鮭、今年5月から県内の皆様に山津水産から本格出荷させていただきます。
弓ヶ浜水産胎内養魚場では飯豊連峰の清らかな伏流水で銀鮭の稚魚を育て、秋には佐渡両津湾の沖合に作ったいけすに移動させます。佐渡の海になじませ、給餌に工夫を凝らし、コンピューターで成長を確認しながら大切に大切に育てた銀鮭です。出荷最盛期には2キロ大になることでしょう。2017年度の水揚げベースは400トンを予定しております。この銀鮭を地元新潟では当社が「佐渡荒海サーモン」の名前で販売させていただきます。芭蕉が詠んだ佐渡の荒海で育った銀鮭。絶品、美味であることは間違いありません。ぜひご賞味いただければ幸いです。

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担当者から皆様へ

田中真琴(2016年入社)

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小学生のとき、父に新潟市水族館のマリンピア日本海に連れていってもらいました。そこで見た魚たちは本当に綺麗で可愛くて、将来は魚に関連する仕事に就きたいと思いました。高校は迷うことなく糸魚川の新潟海洋高校を選びました。新潟市からは遠く一人下宿して通学しました。親や親戚にも随分と心配をかけましたが、大好きな魚達と一緒で幸せな学校生活でした。
山津水産へ入社後、すぐに鳥取にある日本水産グループの養殖会社へ出向して養殖の技術を学び直しました。現在は、胎内養魚場で銀鮭を育てています。昨年秋には大切に育てた稚魚を佐渡の生け簀に移動させました。まるで我が子を見送るような気持ちになり思わず目頭が熱くなりました。笑。
200トンから始まって2017年度は400トンの水揚げを計画しています。将来的には1,000トンを目指します。佐渡ブランドの銀鮭を県民は元より多くの人に知ってもらいたいですね。これからも真琴のサケをドンドン育てていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

弓ヶ浜水産胎内養魚場での成育

弓ヶ浜水産の胎内養魚場では、飯豊連峰より流れ出た良質な地下水(どっこん水)を掛け流して育てます。また水質管理を徹底し、池の掃除、溶存酸素・水温チェックは毎日行います。
11月中旬から下旬、約250グラムまで育った稚魚はいよいよ佐渡事業所の沖合生け簀へと運ばれます。以下の写真は稚魚を養魚場から輸送する作業風景です。

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佐渡の生け簀に送る稚魚を確認している田中真琴

胎内養魚場から佐渡和木漁港沖の生け簀までの移送

弓ヶ浜水産佐渡事業所沖合生け簀

沖合生け簀

胎内養魚場から来た稚魚は、淡水から海水に馴らす馴致作業を行い、和木漁港の沖合約500メートル、水深52メートルの場所に設置した生け簀へと移します。また給餌では自動給餌システム「*ニッスイ Aqualingual」(特許第 5324997 号)を使用し、適量で無駄のない給餌管理を行っています。
餌は、固形飼料のエクストルーデッドペレット(EP)という、生餌に比べて非常に高価ですが、栄養価が高くまたバランスも良く、従来の配合飼料より消化吸収のよい粒子状の餌を使用。また1ヵ月に1回、サンプリングのため実際に釣り上げて魚体測定を行い、成長や病気など異常がないか確認しています。
佐渡沖は潮の流れが速くまた水深も深いため、鮭は元気に大きく成長し、適度に身の引き締まった美味しい佐渡荒海サーモンができます。

水揚げ

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5月上旬から6月中旬、全長50~60センチ、重量2キロ~3.5キロまで育った鮭を水揚げしていきます。沖合生け簀から出荷用生け簀へと移し、その生け簀を漁港内に移動させて作業を行います。大きなタモでまとめてすくい上げ、一匹一匹失神させた後、特殊な工具を用いて活〆を行い、氷水の入ったタンクに入れて加工場へと運びます。
この際、できるだけ鮭の体を傷つけないように、また鮮度の良い状態を保ったまま工場に運べるよう、手早く作業を行います。

加工・出荷

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佐渡の加工場では専用の機械を使い、ラウンド(調理をしない原型のままで、丸ともいう)、ドレス(頭部、エラ、内臓を除いたもの)まで加工しています。フィレ(ドレスにした後、三枚におろしたもの)は新潟市の山津冷蔵食品・津島屋工場で加工・生産しています。

サーモン新潟県内では山津水産から「佐渡荒海サーモン」という名前で販売させていただきます。直販はしておりませんが、お問い合わせいただければ、販売店を紹介させていただきます。お問い合わせはメールフォームでお願いいたします。